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だいぶ寒くなってきました。
家庭菜園もそろそろ終いになりますね。
暖かい地方ではまだまだだったり、それこそ冬でも育つのかもしれませんが、ここ雪国の山里ではもう終わりに向かうところです。
今年は暑すぎたかと思えば雨が続いたりで、思った通りに収穫が出来なかったものが多い印象でした。
それでも少しでも菜園の恵みを得ることができました。
感謝をして、来年こそ思った通りの収穫をあげられるように土作りに励みました。
今年の菜園はどうだったのか?
毎年春先にはあれこれ作りたい野菜がたくさん収穫できることを願って畑作業を始めます。
やっていくうちにどうも思っていたのと様子が違ってきてしまうこともよくあります。
振り返って、何が良くて何が悪かったのかをまとめておけば次の年に役立つかもしれませんので、主だったものを一覧表にしてみました。
今年の収穫を振り返り
評価 | 内容 | 追記 | |
ジャガイモ | ◯ | 北あかりは最良、十勝コガネはダメ | 収穫後腐らせてしまった |
トマト | ◎ | 大玉からプチまでまずまず | 陽が出なくて色付き遅し |
ナス | △ | 草丈が低かったが夏まではまずまず | 切り戻し後の秋茄子はダメ |
パプリカ | ◯ | 赤はまずまず、黄色が不調 | 色づくと虫食いにあう |
ピーマン | ◯ | まずまずの実成りだった | いつも通り |
シシトウ、福耳 | ◎ | 豊産で食べきれないくらい | 福耳は初めてだが良かった |
いちご | ◯ | 3株だけだったが口には入った | 獣除けを必要とした |
とうもろこし | ◯ | 小さめの実だったが満足できた | 雄穂を早く切りすぎた? |
かぼちゃ | × | 栽培場所の環境が悪かったか? | まともな実はなし |
小玉スイカ | × | 雨が続いたせいか全くダメ | 〃(排水や雨除け要考慮) |
ネギ | △ | 苗は良かったはずだったが? | 本植え後が半減ダメだった |
九条ネギ | ◎ | 出来すぎた。 | 余っている |
生姜 | ◯ | 初めて葉っぱが林になった。 | 生姜自体は小さかった |
里芋 | ◎ | 量、質ともまずまずの出来 | 結構美味しい(手前味噌) |
さつまいも | ◯ | 何とか猪にやられず収穫できた | キュアリングで失敗 |
落花生 | ◯ | 現在乾燥中、実入りが悪いかも? | 鞘は立派でも中身が? |
玉ねぎ | △ | 苗植え数の半分しかできず | 育苗の失敗 |
ニンニク | ◯ | まずまずの出来 | いつも通り |
枝豆 | ◯ | 沢山作ったが食べるのが追いつかず | 硬くなって旨くなくなる |
大豆 | ×? | まともな大豆が極端に少ない模様 | 雨が多かったせいなのか? |
菜っ葉類 | × | 葉虫類の総攻撃で全くダメ | ネットも役立たず |
大根 | × | 同上 | 同上 |
◎;4、良く出来た、◯;10、まぁまぁ、△;3、ガッカリ、×;5、話にならない |
こうまとめると、半分以上はまぁまぁという評価なんですが、感覚的には今年は相当ダメという感じでした。
まぁまぁ以上できれば御の字なので、全体的にどのくらいの割合になっているのかを確認してみました。
見た目の品質は無視してますけど・・・
14/22=63%(よく出来たとまぁまぁを合わせると14、その他8)でした。
63%、微妙な数字ですねぇー
やっぱり、話にならないなんていうものがあるとダメージが大きいですね。
話にならないやつの倍率でも考慮した方がいいような・・・
数字にこだわるわけではありませんが、やはりやったらやっただけ成果がでると楽しいですからねぇ。
来年は、話にならないをより少なくできたらいいなと思います。
いろいろ試してみた
毎年アブラナ科の大根、菜っ葉類は全くダメで、ネットを張ってもダメだし、唐辛子で作った忌避剤を吹いてもダメだし、木酢やら除虫菊成分のやつやらやってもダメでした。
もう今年は、オルトランのお世話になろうと決めて種まき前にパラパラと蒔いたのですが、全く効果がないというか、それ以上に全滅させられました。
これを撒けば安泰だと思っていたのに・・・
やっぱりそんなものに期待をかけちゃ駄目だったということなのでしょうかね。
今年の菜園仕舞いが着々と進行
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先日、玉ねぎの苗を植えて生姜と落花生の収穫をしたので、あとは越冬させるソラマメと絹さやの雪囲いをすれば今年はほぼ終わりです。
こちらは玉ねぎの苗植え付け状況です。
こちらは落花生の収穫後の様子です。
収穫を終えたところから土作り
収穫を終えて畝が空いたところから来年に向けて土作りを進めています。
たまたま手に入ったきのこを栽培した後の廃菌床とモミガラを蒔いて畝に漉き込み均しておきます。
きのこの廃菌床を掘っていると、でかいカブトムシの幼虫がごまんと出てきます。
せっかく気持ち良く休んでいるのに申し訳ないのですが、出てきてしまったものは来年元気に飛び立ってもらえるように別のところに埋めてあげたりしていますが、どうなることか・・・
これからは気温が下がっていくので微生物の活動もお休みになるでしょうけれど、来春の一手間を少なくできるのと、少しでも微生物の分解が進んで土壌の改良効果を期待しています。
あと収穫できていないのは、大根と人参、ネギ、大豆などですが、雪さえ降らなければ収穫後速やかに土作りをやっておこうと思っています。
まとめ
- 今年の菜園での出来具合を振り返っておくと、来年の参考になります。
- 家庭菜園も収穫を終えて来年に向けて土作りをしておくと春先が楽です。(お礼肥とか言いますね)
- 土が良くなれば、気象条件が悪くとも頑張ってくれる野菜たちが増えることを願っています。
- 土作りに混ぜる資材としては、無理なく手に入る資材が良いですね。(今年はきのこ廃菌床とモミガラなどを混ぜています。)
これで来春まで長い冬休みに入っていきます。
この時期の土作り作業が来年に生きると期待して鍬を振るいました。
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