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豆炭こたつを使い始めて2シーズン経過しました。
メーカーからは、1〜2年で豆炭を受けるグラスマットを取り替えるように指示があります。
豆炭はかなりの高温になるので、火災などを起こしては元も子もありませんので、3シーズン目に入る前に交換することとしました。
マットを交換するだけならあっという間で簡単だろうと思いましたが、枠の取り外しや取り付けに思った以上に手間取りました。
豆炭こたつの使い方
豆炭こたつは、こたつ櫓に「吊り具」という網の目状の金属の箱体と「中具」という豆炭を入れるものに分かれています。
この中具に豆炭を起こしたものを必要数入れて蓋を閉じ吊り具にセットすれば一日中暖かい豆炭こたつが使えます。
豆炭こたつの心臓部「中具」
中具にセットする豆炭の個数は、それぞれの地域や寒さの感じ方も人それぞれでしょうから、自分がいくつくらいでちょうど良い暖かさになるのかは試してみて調整してください。
それほど冷え込まないところなら、4〜5個も入れれば十分暖かくなるという人もいます。
私のところは山里暮らしでかなり冷え込むので、厳寒期ともなれば9個入れないと暖まらなくなります。
また、こたつの大きさも関係してきます。大きいこたつ櫓ですとやはり個数を必要とするようです。
安全使用には消耗品の定期交換が必要です。
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豆炭を受ける部分がグラスマットと呼ばれているもので、消耗品です。
私の使っているものはミツウロコというメーカーのもので、ミツウロコの交換するグラスマットの場合
- 表面にウス青色のマット
- 2番目に白色の小さいマット
- 3番目に黒色の触媒マット
- 4番目に白色の大きいマット
という構成になっています。
商品には、グラスマットセットと書かれており、「グラスマットセットは触媒の劣化により、一酸化炭素の除去ができにくくなったり、灰の目詰まりで燃焼しづらくなったりする」ので1〜2年ごとに交換してくださいとあります。
購入する際の注意点ですが、中具は豆炭を挟むようになっているので、上下に分かれており、交換するグラスマットも、てっきり2箇所分入っているのかと思いきや、1箇所分しか入っていないのです。
特に注意書きもないため勘違いしやすく、危うく間違えて送料を2倍支払う羽目になりそうでした。
メーカーが定期的に交換しろと言っている割に不親切な感じでした。
よって、交換用のグラスマットセットは2セット必要になります。
因みに、2セット送料込みで、2632円でした。
グラスマットセットの交換
交換方法は、グラスマットセットにも記載されています通り、中具の内枠を取り外して古いものを取り払ってから、新しいグラスマットを外へはみ出さないように内側へキチッと入れてセットするだけです。
この際に、豆炭があたる部分には必ずウス青色のマットが来るようにしないといけないようですので注意しましょう。
また、セットになっているマットの順番なども変えないように注意しましょう。
【交換作業】
枠の取り外し
- 枠は金属製ですが、薄いものなので無理やりこじると曲がってしまって厄介なことになります。
- また、対向する2辺に2箇所づつボッチが付いているので、簡単に抜けません。
- ボッチが付いているのは、開閉する方向に直行する方向なので、丁番のある辺の枠の両角からドライバーなどでグッと起こしたところうまく上がりました。
- 後はボッチあたりの枠を縮めるようにして全体を取り外します。
古いグラスマットの取り外し
これはただ外すだけなので問題はないと思います。
- 2シーズン使った古いグラスマットは、手でポンポンと叩くとボロボロと剥がれてきて穴があいてしまいました。
- それだけ劣化が進行していたということなので、メーカーの言う通りに交換するのは最低限必要なことだと実感しました。
新しいグラスマットをセット
枠からはみ出さないようにという注意書きに従って、なんとなく際を押し込んでそっとしておいて枠をはめ込みました。
枠をはめ込む
- 入っていたものを外しただけなので、簡単に入るはずなの
ですが、なかなか一筋縄にはいきません。
- あまり抉ったり叩いたりは変形させてしまうので避けなければなりません。
- ボッチのない辺をなんとか決めて、あとは一つ目のボッチをクリアしたら枠を縮めたり押し込んだりしながら入れました。
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まとめ
- 豆炭こたつのグラスマットは最低でもメーカーの指示通りに交換しましょう。
- 2シーズン使ったグラスマットは、ボロボロで穴があいてしまいました。
- グラスマットセットは順番を入れ替えないように注意しましょう。
- 交換時、枠の取り外し取り付けは曲げてしまうとやっかいになります。無理をしないように力加減をしましょう。
今年の冬に突入する前にならねばと思っていたことができました。
これでまた安心して豆炭こたつで暖まることができそうです。
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