大雪積もったら何をする?かまくらに蝋燭灯して風情を愛でる!

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昨年は里雪型で、ここ山里ではそれほどの積雪ではありませんでした。

山里の例年は、1.5m以上積もっていることが多く、普段の景色を全て覆い隠してしまって真っ白です。

かまくらせっかく積もった雪で何か暮らしの潤いをと思ったりします。

一昨年だったか、隣の畑にかまくらを作って見たのですが、中に入ると静かで楽しくなります。

積雪量の関係で、あまり大きくはできなかったのですが、この中でちょっと過ごすというのもオツな趣向ですよね。

かまくらは一般に雪洞のことです

〜ウィキペディアより抜粋

かまくらとは秋田県、新潟県など日本の降雪地域に伝わる小正月の伝統行事。雪で作った「家」(雪洞)の中に祭壇を設け、水神を祀る。

一般には、伝統行事で作られるものに限らず、雪洞自体が「かまくら」と呼ばれる。また、新潟県の魚沼地方では、同様の雪洞や行事のことを「ほんやら洞」という。

かまくらの語源

〜秋田県横手市観光協会HPより抜粋

「かまど」の形と似ているからという説

かまくらの原型はかまど型でした。形ばかりでなく、この中で正月用のしめ飾りなどを焼いたことから「かまど」を語源とする説となっています。

鎌倉大明神を祀ったからという説

古い書物に、かまくらの側に鎌倉大明神の旗が立てられている絵があり、また鎌倉大明神を祀ったとも書かれています。 この神の名から「鎌倉」を語源とする説があります。

神座(カミクラ)からかまくらになったという説

雪室は神様の御座所、即ち神様のおいでになるところ神座であることから、この神座(カミクラ)がかまくらに変化したという説。

かまくらと言うのは、伝統行事だったのですねぇ。

てっきり、雪の間の遊びごとだとばかり思っていました。

かまくらの作り方

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かまくらの本場などで紹介されている作り方は、非常に大きいので、雪山で雪洞掘りをやった経験でお話します。

雪山では、雪は一杯あるので積み上げる必要はありませんので、作ろうとする場所の雪を踏み固めることから始まります。

雪を盛り上げる

かまくら作り住居のあるあたりでは、積雪が足りないので、先ず雪を盛らなくてはいけません。

雪を盛り上げながら踏み固めていきます

中で人が立ち上がれるような高さのものを作ろうとすると、最低でも2.5mも盛り上げなくてはならず、ちょっと大変です。

人数がいればそんなものも作ると面白いのですが、雰囲気を味わう程度なら2mも盛ればいいのではないでしょうか。

高さを確保できたら、1日置いて締まるのを待ちます

かまくら(雪洞)を掘る

出入り口の場所と大きさを決めます。

2mくらい盛ったのであれば、高さは80cmくらいでしょうか?

雪洞の壁と天井の雪の厚さを十分に残しながら、中をくりぬいて雪を出していきます。

中を掘るときは、小さめのスコップが重宝します。

残す雪の壁は、厚さ50cm位を確保しますので、2m盛ったのなら締まって下がった分を計算して中の天井高さ一番高いところで1.3mくらいでしょうか。

大概、半球のような形が安定がいいと思われるので、天井高さが1.3mなら、平面は2.6m位となりますが、隅の方は高さがなくなるので、荷物でも置く場所ぐらいしか使えません。

例えば、高さが1.3mで中の使える平面を2mにすると、その部分での天井高さは83cmほどになると思われるので、座高のある人は頭がつっかえますね。

雪掘りシルエットただ、あまり狭いと中で窮屈で面白みがなくなるかも。

下に余裕があれば雪面を下げてしまっても良いですが、あまり掘ると地面が出てきてしまいますので。

まぁ、最初から思った通りに作るのは難しいので、初めは小さめに作ってみて、2回目に思ったように作るようにしてみたらいいのじゃないかと思います。

大体の空間ができたら、仕上げに入ります。

かまくらイラスト床、壁、天井の雪面を凸凹が少なくなるようにちょっとずつ削って綺麗にします。

特に天井は、中で煮炊きなどをした時、雪面がスプーンカットのようになっていると、融けてきた雪が出っ張ったところから雫になって落ちてきます。

なので、特に天井は凸凹がないようにしたほうが良いです。

後先になりましたが、かまくら(雪洞)は家のような柱と梁で構成する構造ではないので、アーチというかドームですね。

イメージとしては眼鏡橋のような、上からの力がアーチ状の形に沿って地面に伝えられていくように、一番トップの部分は下に雪を付けていたのでは重くなりますから丸あるくして薄くします。

最後に、壁面の何箇所かに蝋燭を立てる穴を穿っておきましょう。

室内を整える

  1. かまくらイラスト2使い始めると融けてくるので、まず、床面にブルーシートでも引きましょう。
  2. その上に、キャンプで使う銀マットを全面に敷き詰めます。
  3. さらに、空気マットのようなものを敷いて、座布団やらこたつやら火鉢やら、お好みのものを搬入すればいよいよ宴会の始まりです。
  4. 風が出てくると寒くなるので、出入り口にタープのようなものでも下げるなりすれば暖かく過ごせます。

重要!

  • 作った後に気温が上がると雪が緩みますので、そのような場合は使うのはやめたほうが良いかもしれません。
  • 中で火を焚いたりしていると、雪が融けて天井が下がってくることがあります。注意しましょう。
  • 一度作ったものを何度も使いたいものですが、健全かどうかを判断しなければいけませんので、難しいです。
  • ずっと低温の状態であれば可能かもしれませんが、何しろ雪の焼結作用に頼っているのでよくわかりません。
  • もったいない気もしますが、壊してしまったほうが良いような気がします。
  • 作った場所にもよりますが、人が多くいるところで作ったのなら、誰か気づかずに落とし穴にはまってしまうことなるかもしれませんし、知らずに入って潰れるかもしれません。

まとめ

  1. かまくらとは、古くからの伝統行事であったが、今は一般的に雪洞のことを指す。
  2. 本格的なかまくらを作ろうとすると大変です。小さくても雰囲気を味わえば楽しいです!
  3. 盛り上げたら中を掘るだけですが、天井、壁の厚さを十分に確保しないと崩れます。
  4. 使っている最中も融けてくるので、特に天井に注意する。
  5. 使い終わった後は、基本的には壊しておくようにしましょう。

かまくらの中の蝋燭立てに火を灯すと、なんとも素晴らしい空間になります。

一杯やって鍋でもつついて、シュラフで一晩過ごすのも良い冬の思い出になりますよ。

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