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毎年やってくる敬老の日、贈り物の定番は花らしいですね。
おじいちゃん、おばあちゃんの長寿を祝い、感謝と尊敬、敬愛を込めて、花言葉に思いを託し「おめでとう!」
リンドウは贈り物の花の定番中の定番だとか。
花言葉は「悲しんでいるあなたを愛する」「正義」「誠実」だそうです。
花言葉と言われても・・・という人も多いような気がします。
ましてや、おじいちゃんならなおさら、かもしれませんね。
敬老の日とは
国民の祝日の一つで、以前は9月15日だったのですが,2003年から9月の第3月曜日に変更されました。
敬老の日は,多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し,その長寿を祝う趣旨で 1966年に定められました。
老人って
現代、70歳や80歳でも元気で活躍されている方も多く、老人などと言ったら叱られてしまいそうです。
何歳になったから敬老の日にお祝いをしなくてはいけないなどはないのでしょうけれど、やはりある程度の年齢を重ねられた方に対して、ご長寿をお祝いする心が必要でしょう。
長寿をどのように捉えるのか、人それぞれなので一概に言うことはできませんが、今現在では高齢者は65歳、後期高齢者は70歳と線引きをしているようです。
これも、お元気な高齢者と、年金福祉行政との兼ね合いで、今後もっと後ろに倒れるのかもしれませんね。
今のところは65歳が目安なのかもしれません。
本人を捕まえて、老人だからなどと言ったらそれこそ臍を曲げるでしょうね。
うまくお祝いができるといいですね。
たまには山野草を摘んでみたらいかがでしょう?
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リンドウといえば秋の代表的な花ですが、秋の七草をご存知でしょうか?
万葉の歌人、山上憶良が詠んだとされる由緒正しい七草は、現代では
「萩、尾花(ススキ)、葛、撫子、女郎花、藤袴、桔梗」の7種とされています。
春の七草が食して味わうのに対して、秋の七草は花を愛でて味わうとされています。
これらは山野草であり、私の住む山里に自生しているものがほとんどですが、藤袴と桔梗は野生のものは絶滅危惧種に指定されているようです。
秋の七草とは
萩(ハギ);マメ科ハギ属の総称、落葉低木。私の住む山里ではマルバハギが自生しています。マルバハギの花は小さいピンクで、葉っぱに縁取りがあります。
尾花(ススキ);イネ科ススキ属、ごく一般的に見られる草本。私の住む山里では群生はありませんがいたるところに生えています。フサフサとした穂で説明も要らないと思います。帰化植物のセイタカアワダチソウと陣地合戦を繰り広げています。
葛(クズ);マメ科クズ属のつる性多年草。クズの根は葛粉や漢方薬となる。これがはびこると草刈りにしろ菜園にしろ花壇にしろ、とにかく厄介になります。
撫子(ナデシコ);ナデシコ科ナデシコ属、カワラナデシコの異名。私の住む山里では河原に見かけることがあります。ピンク色の花が可愛らしいく、目立ちます。
女郎花(オミナエシ);合弁花類オミナエシ科オミナエシ属 の多年生植物。私の住む山里ではあまり見かけません。
藤袴(フジバカマ);キク科ヒヨドリバナ属の多年生植物。かつては河原に群生していたが現在では絶滅危惧種。私の住む山里でも見かけません。
桔梗(キキョウ);キキョウ科の多年草本植物。紫色の花が一般的ですが、白花もある。自生種は絶滅危惧種。たまに見かけますが、自生種かどうかは定かではありません。
秋の七草を、ちょうどよく敬老の日に集められるかは難しいことですが、その時期に咲く山野草の花を贈ることも素敵なことではないでしょうか?
この七草にも花言葉はあるようですが、色々付け加えられているようで私はあまり好みではありません。
それよりも、秋の七草はその時期に咲いている自然の花なので、年齢を重ねて、人間も自然の一部であるというような感慨を持つようにもなれば、粋な計らいになるのではと思います。
まとめ
ものを贈る側は、おじいちゃん、おばあちゃんが喜んでくれるかどうかと思い悩んで選んでいると思います。
贈る花に意味づけがあると言われても、わかる人わからない人があって、それでも花を受け取ったという一事で喜んでもらえることもあると思います。
そのおじいちゃん、おばあちゃんが自然好きなら山野草の花にすることも選択肢に上がるのではないかと思っています。
ですが、これも人それぞれ、手近なもので済ませたと思われるのも困りますから、その人の気性をよく思い出してから実行した方が良いかもしれませんね。
何れにしても、贈る方、贈られる方双方が喜ぶ敬老の日にしたいものですね。
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