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昨今は、気候が変わってしまったようで今までの経験も設備も役に立たなくなってきています。
異常気象なのでしょうか?若しくは一時的な気象状況の偏りなのでしょうか?
今年は、早くに梅雨が明けて、途端に猛暑続き、気象庁も観測開始以来の最高気温を更新とか、観測至上一番の少雨とか、台風も頻発して豪雨被災地を襲っています。
どう考えても地球温暖化が原因でしょうね。
2017年の日本付近の平均海面水温の上昇率は、気象庁によれば、+1.11℃/100年ということですが、これは全世界平均の倍ほどになっているようです。(全世界平均+0.54℃)
また、この上昇率は気温の上昇率と似通っているそうです。(気温;1.19℃/100年)
そして、この海面水温は海域によって差があって、日本海中部(およそ佐渡島の緯度から渡島半島くらいの緯度までの範囲)では、+1.71℃/100年となっていて、その他の海域では気温の上昇率と同じか低くなっているとのことです。
昨年の冬は北陸付近のブリ漁が不漁、春先にはホタルイカ漁も不漁、その原因がここにあったのかもしれないですね。
天気予報の解説では、赤道付近の海面水温も上昇している関係からか、台風も頻繁に発生して、日本近海の海面水温が高いので発達しながら接近することが多いとのことです。
海面水温の変動は、いろいろな理由があるようです。現時点では地球温暖化だと言い切れないようですが、どう見てもそうなんじゃないでしょうか?
地球温暖化対策
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個人レベルでの取り組みは、二酸化炭素の削減に協力することです。
これは、温暖化効果ガスである二酸化炭素が重要な要素となるからです。
それ以外には、エアコンなどの冷媒に使用されるフロンガスはオゾンホールを作り出すことから、製造も使用も禁止になっていますが、フロンガスは長期間にわたりオゾン層へ影響を与えるため、過去の放出されたガスの影響はまだまま続いていくとのことです。
二酸化炭素の削減
ものを燃やす際には二酸化炭素が発生します。
人間活動には二酸化炭素が排出されます。これは化石燃料の使用が原因とされています。
人間(動物)が呼吸をしても二酸化炭素を出します。
カーボンニュートラル
植物は大気中の二酸化炭素を使って成長し、二酸化炭素を固定しています。
したがって、植物を燃やしても二酸化炭素を増やしたことにはならない(元に戻るだけ、循環です)このことをカーボンニュートラルと言います。
我が家の主暖房は薪ストーブです。
薪ストーブの燃料は木材です。よって、薪ストーブはカーボンニュートラルな暖房設備と言われます。
行政の取り組みに協力する
もう、既に定着していると思いますが、市役所などからのゴミ収集パンフレットに3R運動なるものが掲示されていると思います。
3R運動;これは、循環型社会の構築を目指して提唱された運動です。
- Reduceリデュース:減らす(ごみの発生抑制)
- Reuseリユース:繰り返し使う(再使用)
- Recycleリサイクル:再資源化する(ごみの再生利用)
循環型社会;有限である資源を効率的に利用するとともに再生産を行って、持続可能な形で 循環させながら利用していく社会のこと。
買い物時におけるマイバックもこの取り組みの一環ですね。
家電リサイクルの徹底
特定家庭用機器再商品化法(略称;家電リサイクル法)
エアコン、テレビ、冷蔵庫(冷凍庫)、洗濯機(乾燥機)の家電4品目は法律によりリサイクル料金を支払って指定リサイクル業者若しくは直接指定引取所に持ち込み処理を任せなければいけません。
電化製品の省エネ化
個人レベルでは、省エネルギーの製品を使い電力消費を抑えることで二酸化炭素の排出抑制につながります。
- 家電製品は劣化により買い替えが必要になりますが、その時にはより省エネを意識した商
品の購入を心がける。
- LED照明などは消費電力が小さく、高寿命なため省エネに寄与できます。最近では価格も落ち着いてきたものもあり、消費電力が小さいということは電気代が安くなるということなので、ランプの交換時には検討してみる価値があります。
- 電気は基本的に貯めておくことができないものですから、みんなが一斉に昼間に電気を使うと、その使用する量に合わせて電力会社が発電施設から送電、変電の施設を作らなければならなくなります。
また、夜間は使う人が少なくなるため電気が余ります。
そんなことで、各電力会社が夜間電力を利用する割安メニューを取り揃えています。
ただ、設備をそろえるにはかなりの出費となるので、家を新築したり、リノベーションする際には検討する価値があります。
その他
- こまめな消灯;基本的にはこういうことですね。
- エアコンと扇風機の併用;こう猛暑続きではエアコンを使わないと熱中症で倒れてしまいます。
- 電気ポットより魔法瓶;魔法瓶はかなり優秀なものだと思います。電気代ゼロです。
- コタツには大きめの掛け布団と敷物;熱を逃がさないようにするには必須です。
- 電気コタツより豆炭こたつ;便利さでは電気ですが、停電時などにも活用できます。
- 電気アンカ、毛布より湯たんぽ;同上
まとめ
- 地球温暖化はもうすでに手遅れか?などというコメントもあるようです。
- 便利さと引き換えに地球環境を犠牲にしてきた代償と言えますが、各企業や団体、自治体も努力をしています。
- 個人レベルでも努力を積み上げて、素晴らしい地球環境が保全できるようにしたいものです。
- 便利さ、快適さもほどほどにできればいいですね。
- 昔からのもので冷房する道具は知りませんが、暖をとる道具ならカーボンニュートラルなものが多いです。便利さとはかけ離れますが。
- 小さいことをコツコツと!
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