丸太で濡れ縁ベンチをdiyで作る。曲線が魅力です。

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以前より、縁側の窓外に濡れ縁が欲しかったのですが、なんでも自作を心がけている身としては、山里にある資材類を活用できないものかと思案していたところ、思いがけず長さ2mほどのヒノキの半割り丸太を頂けることになりました。

サイズ的に濡れ縁には少し小さいかも?でしたが、早速、置き場所との兼ね合いを見定めて、丸太の塊効果と曲線を生かした存在感のある濡れ縁をイメージして製作することにしました。

私は何でも手を掛け過ぎるきらいがあるので、今回は工数を少なくさっさとやってしまうことを重点ポイントにしました。

【濡れ縁とは】

濡れ縁ご存知の方も多いと思いますが、縁側の窓外で軒下の雨掛かりになる場所に置かれた長椅子のようなもので、庭などで作業している時の休憩や気候のいい時期の夕涼みに、夏の花火に、座ってよし、飲み物を置いてもよしのなかなかに便利な代物です。

【濡れ縁の構造】

大概は両側と中間に脚がついて、窓と並行に桁が渡され、それと直角(桁や窓と直角)に短い角材が多数取り付けられているのが一般的です。(写真では板が張ってあります)

窓と直角に取り付けられた部材が座面となり、雨水が外へ流れる様に少しばかり勾配を取っているようです。

部材数も多くあり、まともに作ろうとすると大変です。

既製品では、アルミや擬木の様なもので腐らないことに配慮しておるのでしょうが、金属の固いイメージの部材や、いかにも嘘臭い材料で構成されたものなど、なんとも風情がなく実用一点張りの物が多い気がします。

【自作濡れ縁ベンチの紹介】

工程

制作工程の概略です。

  1. 方向性の決定;材料をどのように使うかを決める
  2. 半割丸太の座面をある程度仕上げる;基準面作り
  3. 半割丸太と置き脚角材をどの程度かませるかを決める。丸太濡れ縁(正面)
  4. 半割丸太と置き脚角材の取り合い部の墨つけと刻み
  5. 置き脚角材の墨つけと刻み
  6. 脚にする玉切り丸太のレベル調整
  7. 仮置き仕上げ調整
  8. 防腐剤塗装

「方向性の決定」

基本的に濡れ縁の本体になる部分は半割り丸太をそのまま使いました。

据付方については脚をしっかり付けて組むのが一般的ですが、そうすると工数が嵩み、当然日数もかかってしまいます。

半割丸太を貰い受けた時に、ついでに薪用にと貰ってきた玉切りの丸太があったので、これをある程度高さを揃えるだけの脚にして、その上に濡れ縁の丸太を置いておくだけにしました。

「座面仮仕上げ(基準面)、置き脚」

置き脚

腰掛ける座面;半割丸太 /脚;玉切り丸太 /置き脚;角材

置いておくだけとは言っても、丸太ですから、いびつな曲線を描いているので、これを玉切り丸太に置ける様に加工しなければいけません。

当然、座る面はほぼ水平にしなければいけない訳でありまして、両脇に角材(置き脚)を仕込むことにしました。

まずは仕上がり座面をカンナがけ、ヒノキのいい匂いが漂います。

波打ったり歪んだりしない様に大概を仕上げてから、その仕上がり面を基準にして、仕込む角材の上端の墨をつけて裏側を欠き取り角材をはめ込みます。

角材(置き脚)の底面と座面が平行になるように墨をつけて刻んだと言うことになります。

「塗装をして完成」

あとはそれを玉切り丸太に置いておくだけなので、ほぼこれで完成。

少しばかり仕上げを施し、外部に置き放しにするので防腐剤をたっぷり塗っておきました。

「使ってみた感想、考察など」

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庭を眺めてぼうっとしたり、暑い時に座ってアイスを食べたりとちょっとしたことですが便利丸太濡れ縁に使っています。

また、自然の曲線を描いており、直線で構成された物と比べると一味も二味も味わい深い気がします。(手前味噌です)

今回は、外部に置くので金属類(釘やビスなど)は使わずただ置くだけにしました。

何かの拍子にズレてしまうこともあるので、もっとしっかりとしたホゾ入れか、ビス止めを併用することも考える必要があったと思われます。

様子を見ながら必要に応じて対策しようと思います。

まとめ

  1. 大きい部材で構成すると、工数も少なくできる。
  2. 角材を横に使った置き脚と、玉切り丸太の脚にすることで工数を少なくできた。
  3. 外部に置くので防腐剤を塗っています。
  4. 丸太なので、インパクトがあります。
  5. 自然素材の持つ曲線や風情なども感じられます。

当初の目標通り工数を少なく計画したので、制作日数も2日ほどでした。

自然素材で物を作ると落ち着きがあって、他のものと調和するように感じられます。

特に自然木の丸太のように曲線を描いているものは同じものが二つとないので、唯一無二の存在です。

このようなものに囲まれ自然と一体となって豊かに暮らすことが山里暮らしだと思っています。

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