草刈り機を安全に使って楽して綺麗に

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梅雨の雨で、ちょっと見ないうちに草が伸び放題に伸びています。

恵みの雨とはよく言ったものですが、見た目も悪いし、道路や隣家に張り出したりしてご近所迷惑の種にもなりかねません。

草が生えている範囲が狭ければ草刈り鎌でも十分に綺麗にできますが、少し広くなると鎌を振るのも結構な重労働となって、すぐに握力がなくなってきてしまいます。

草刈り作業こんな時はやはり動力のお世話になることで楽して綺麗にすることができます。

しかし、動力というのは人間の力をはるかに超えるものなので、その取り扱いには十分に注意しなければ取り返しのつかないことにもなりかねません。

そこで、山里暮らしで培った草の刈り方などを紹介しながら草刈り機(刈り払い機)の安全な使い方をご紹介します。

一般的に狭い範囲を人力で草などを刈る機械のことを「刈り払い機」と呼んでおりますが、広義には刈り払い機も草刈り機に含まれるようなので、ここでは草刈り機として紹介します。

草刈り機(刈り払い機)の危険性

まず、使う道具を知るところからスタートです。

草刈り機にも色々ありますが、危険性という観点ではどれも一緒です。

草刈り機(刈り払い機)とは

ある動力を使って(ガソリンや電気を燃料としたエンジンやモーター)地面付近に来るように付けられたチップソーなどの刈り刃を高速回転させて、使用者が刈り刃を草に当てるように動かすことで草刈りをする道具です。

草刈り機(刈り払い機)の特徴

この道具の特徴は、柄が長く先端に刃物が付きそれが高速で回転していると言うことです。

危険な刃物が自分より1mも先で高速で回転しているのです。刈り払い機

 

ちょっと考えただけでも恐ろしいことです。

草刈り機(刈り払い機)の危険性

なので、乱暴に振り回そうものなら、近くに人がいれば超合金の刃でスッパリといってしまいます。

そうでなくても障害物に当たったりすればその反動であらぬ方向に跳ね返されて自分を切ってしまうことも考えられます。

また、高速で回転しているので、小石などは弾き飛ばしてしまいますし、障害物に当たって欠損したチップソーの刃が飛んで刺さることもあります。

このように便利である反面、危険性も高い道具という認識をしなければいけません。

しかし、そういう危険性もあるのだと知って丁寧に扱えば広範囲の草地も楽して綺麗にすることができます。

事故例

ここで、実際に起きている事故例を確認しておきましょう。

回転刃による事故(事故例の約30%)

  1. 高速回転している刃が障害物にぶつかりキックバックしてきて自分の足を切る
  2. 高速回転している刃が障害物にぶつかりチップソーを破損飛散して自分や近くに居た人に刺さる
  3. 高速回転している刃が小石にあたり跳ね飛ばして近くに居た人を直撃する
  4. 同上で近くにあった車や窓ガラスを破損させる

足元不安定による事故(事故例の約30%)

  1. 斜面で作業中滑って転倒し打撲や骨折
  2. 傾斜地作業で疲労が蓄積しやすいことによる諸々の事故

刈り草詰り取り除き時の事故(事故例の約18%)

エンジンを止めないまま詰まった草を取り除こうとして手指を切る。

草むらの中にある障害物が起因する事故(事故例の約15%)

草刈り地を事前に確認しなかったことによる飛散で針金が自分の足に刺さるなど。

 

安全な使い方(事故を起こさないために)

建設作業などの現場では事故の発生頻度が高く重症化する傾向にあることから、安全に作業を進める工夫がされています。

TBM-KY

TBM-KY;ツールボックスミーティングの略で危険予知の事です。

作業を始める前に道具箱を囲んで、今日の作業内容や注意事項を確認し、その作業に潜んでいるであろう危険を、事前に話し合い気をつけるべきことを共有する会議です。

ここでは、気をつけるべきことが決まった場合に、簡潔な用語にして作業開始前にその用語を声に出して行う「示唆呼称」をします。

例えば草刈り作業で気をつけるべき重要なことを「近くに人がいないこと」と決まったとすると、

草刈り機(刈り払い機)を中心に置いて、草刈り機(刈り払い機)を指差し

近くに人いない、よし!、近くに人いない、よし!、近くに人いない、よし!と3回復唱連呼するというものです。

当然他にも注意すべきことはたくさんあって、すべてのことに集中するのは難しいので重要ポイントに絞るということで事故を減らそうという取り組みです。

草を刈るだけで大げさな、と思われるのもよくわかりますが、復唱連呼するまでやらずとも、作業する前に危険なことを再確認することは事故に遭うリスクを低下させる効果があるものと思います。

参考まで

安全対策

  1. 滑りやすい環境ではスパイクなどを着用
  2. 斜面では疲労が溜まりやすいので休憩の頻度を多くする
  3. キックバックを少なくするよう草刈り機(刈り払い機)の操作は右から左に行う(キックバックは刃の回転と逆方向(左から右への動き)の時発生しやすい。)
  4. 周りに人や物がないことを確認する
  5. 勢いを付けたり無理やり刈るような動きをしない
  6. 保護具を適正に使用する

 

具体的な注意事項

  1. 近くに人がいる状況では使わない。
  2. 柄が長いので振り回しには厳重に注意する。
  3. 刃を回転させたままで長く移動しない。動力を切って移動する。
  4. 草刈り作業中に万が一呼ばれても振り向かない。若しくは動力を切る。
  5. 草刈り作業中の人に声をかける時は距離を置いて声をかける。
  6. 刈り刃をいじる場合には動力を停止する。
  7. 慣れてきたら危険の合図。
  8. 細かいところや隅のところなど無理な作業はやめる。

刈り刃に草が巻きつくなどした場合、草の抵抗で刃が止まってしまう場合があります。

このような時に動力を止めずに草を取ってしまうと、一気に動力が回復して怪我をする恐れがあります。

刈り刃周りをいじる場合には必ず動力を停止させましょう。

効率的な使い方(広範囲の場合の刈り草集め)

草刈り機(刈り払い機)は、自分を中心にして柄を回転させて使うので、初めのうちは丸く刈ってしまいがちです。

どんどん気ままに刈って行ってしまうと、あっちこっちと刈り残しが分散されて残ってしまい、やり残しを潰すように移動していかなければならず非効率的になります。

単純ではありませんが、この道具は左に振りながら刈ることになるので、

四角い土地一杯の草を刈ることを想定した場合、まず、敷地の境界部分を先行して刈ってしまいます。次に刈り取った部分を左に見ながらその内側をぐるぐると刈っていくと、刈った草は刈り済み後に積み上がりますので刈り残しもなく、刈り草も集められているので一石二鳥です。

往復でやられる人もいますし、土地の形状や高低差も違います。

やり方は個人で色々ありますので、やりながら安全を最優先に工夫されるといいと思います。

まとめ

簡単に使える道具ほど安全がおざなりにされがちです。

危険性を知って上手に付き合えば便利な道具なので、十分に注意して使ってください。

  1. 危険な刃物が1m先について高速回転している道具だということを忘れないようにしましょう。
  2. 高速回転しているので無茶な動きは危険性が増幅します。
  3. 刃が切れなくなると勢いで切ろうという動きになりがちです。
  4. 軽い動きで切れないようなら刃を交換しましょう。
  5. また、高速回転している刃で小石を飛ばすことがあるので、砂利がありそうな所では、地面から若干浮かせ気味で動かすといいでしょう。
  6. 道路際や駐車場が隣にあるなど車や家屋の窓ガラスなどが近くにある場合には細心の注意をしましょう。
  7. 安全対策をしましょう。

事故例や安全対策などは

刈払機 刈払機事故の4つの特徴農林水産省(http://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/attach/pdf/index-36.pdf)などを参照されてください。

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