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また今年も薪集めと薪割り、薪積みやってます。
昨年、薪が例年になく薪置き場一杯に集められたのと、主だった樹種がナラで良質だったことも幸いして、この春には薪置き場の4分の1ほどの量が余りました。
これならそんなに気張らなくても今冬の薪は簡単に積み上げられそうだと思ったとしてもおかしくない感じでした。
全然足りません!
軽トラで3回ほど運んで仮置き場に結構積んだので、こりゃぁこれで結構一杯になっちゃうかもぅと期待して割り始めて積んでいったのですが、なんとも目算が違いすぎて半分くらいにしかなりません。(目算が甘いのは今に始まったことではありませんが・・・)
軽トラで3回くらいではいくらも集まっていないのは明白なのに少し積み上がったのを見て良いように捉える悪き癖が・・・
薪集めは楽しくもあり辛くもあり
お手頃な太さで引出しやすい所に沢山あれば狂喜乱舞ですが、一般的にそのような旨い話は無い訳であります。
太すぎてチェーンソーの刃が届かないとか、切るだけでも一仕事ですが、重くて容易に動かせなかったり、50mとか100mくらい肩に担いで引き出さなければいけなかったりと難行苦行、集めるだけでは終われませんので、ストーブに入る大きさに割らなければなりません。
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やっぱり甘かった
あっちゃぁ〜甘々目算、夏前までにあと半分の薪を積むのは至難の技かと思われます。
何しろ、今のところ原木にしても買うつもりはないので、雨晒しになっている半腐りかけを集めて、割って、積んで、夏を過ごさせる必要があります。
でないとストーブに入れた時に燃えているのに温度が上がらない例の憂き目に遭ってしまうので、春先の思いとは裏腹、気張らねばならないことと相成りました。(毎年なんですけどね)
燃料としての薪は堅木、割るのは目が通ったものが最良
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元から燃やす樹種などには拘りは無いのですが、広葉樹ばかりだと集まりも悪く多分不足してしまうので、7:3くらいで針葉樹を取り混ぜようと思っています。
そうは言っても、初めの頃はそれこそ杉が大半だったりしたのですが、これでこの冬持つのかという不安で本当に寒い時にしか薪ストーブに点火しないという運用をしていたものでした。
今となっては懐かしいような、当時は家の改修に追われて薪集めに時間が割り当てられていなかったからですが、この状況に戻るつもりはありませんので頑張ります。
薪を割るのも相当な仕事なんですが、樹種によって割り易かったり割り難かったりします。
割易くどんどん薪が出来てくると自然と楽しくなってはかがいくのですが、木繊維が捻れている樹種は斧で叩いた際に初めに割れが入っても次からの一打が繊維が捻れていることがバネの役割をするようで、斧がはじき返されてしまうことも多いです。
今使っている斧がチェーンソーメーカーのスチール製で重いせいなのか何度もやっているうちに疲労困憊、振り下ろすスピードが不足してくるので、ますます弾き返され、しまいに今日はお終いということになってしまいます。
弾き返される原因として刃先が鈍っていることも原因の一つかと思います。
結構乱雑に扱うので、勢い余って土に深ぶか叩き込むなんてことも多くあり、鈍っているなんてものじゃぁないと思われますので、たまに刃先を研いでいます。
まぁ、そればかりでもなく、年齢や体力、腕力、気力、どれを取ってもマイナス要素ばかりです。トホホ⤵︎⤵︎
割りにくい嫌な奴

割った薪の繊維の様子を比較 左;ヒノキ、中;ケヤキ、右;ナラ
木繊維が捻れているヤツは、私の経験では欅なんですが、薪ストーブをやり始めたばかりの時は、それこそ元気でなんでも割って燃やしてやるという気迫が漲っていたのでしょうか?
結構欅も割っていたはずなんですが、最近はとみに割りづらい樹種になりつつあり、薪の材料としてはどんなものかなぁっと思っている今日この頃です。
右の写真は割ったまきを比較したものですが、真ん中の欅の繊維がほぐれていてスパッと割れたものではないことが分かると思います。
焚付けには針葉樹
本格的のに燃やす薪は堅木が良いのですが、堅木では簡単に燃え始めてくれません。
焚き始めはスギやヒノキを細かく割った焚付けが必要です。
ヒバも良いんですが、ものすごく爆ぜるので、追加の薪を入れようと扉を開けたとたん、空気が入ってパチっと、火の子が飛んできます。
お陰で、セーターやらフリースやらは穴だらけです。
松は火力が強くて火つきもいいし良いのですが、脂が多く煙突にススがつきやすいようです。
最後は質より量で勝負
何でも燃えればいいとは言っても、昨年のナラの薪は良かった、という良い記憶が残っているので、出来れば堅木で集めたいと思うのは人情でしょう。
あそこに原木が転がっていたぞとか、家の解体材があるから行ってこいとか有用な情報を頂いているので、あと少しとりあえず集めた薪を割ってしまったらさすらいの薪集めが再開します。
それでも探しに行った先で欅が転がっていれば、欅かぁとは思いながらやっぱり持ってくると思います。
冬に燃す物が有るか無いかは重大問題ですから、とにかくストーブに入る大きさにしてしまえば燃料に変わりますので、目の前にあるのに放棄するなんてとんでもありません。
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