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恒久的に使うものでなければ紐やロープで結束して一時的に動かないようにしておけば事足ります。
ロープでいかようにも形を作ることもできれば、しっかりと固定することもできます。
非常に便利で、ものを持たない山里暮らしでは設備を整えるのではなく紐やロープで立体を作って使い終われば解体して仕舞う、要は仮設物を自由自在に使いこなすということでしょうか?
しかし、公道を通行しての資材などの運搬には、荷物を落下させるなど道路交通法に抵触する可能性もあり、しっかりとした固縛が必要です。
運送業会では当たり前でしょうが、何でも自前で行う山里暮らしでも同じように行う必要があり、その際には簡単固縛と簡単解除が必須です。
解けないロープほどイライラしてしまいますよ。
目次
ロープ結び
ロープの結びは手品のようで、これがサットできるとスマートで格好いいという印象でした。
いくら一生懸命に覚えても、机上では覚えるそばから忘れますし、そもそも使わなくなれば海馬の奥にしまい込まれて思い出しようもなくなります。
昔々できていた結びがどうしてもわからなくなって、軽トラで少しかさばるものを運ぶ時にしっかりと締め込むための輪っかを二重のひと結びで適当にやってしまうので、後で結目が固く締まってしまって難儀してました。
昔は結構結んでいました
若い頃は軽トラにオートバイを積んで、河川敷やら桶川(当時ホンダのモトクロスコースでした)やらに通ったものでした。
その際荷台でオートバイを固定するのによく使っていた結びが忘れてしまった結び方なのです。
しばらくしてダイタウンベルトなるものが登場して結ぶ必要がなくなり、さらにはそれも使わなくなり、それでも引越しの時に自前で荷物を運んだりする際にはちゃっちゃと結んで運んだりしていたものでした。
それからもう何十年も経ってしまっています。
確か輪っかを作ってクルッと回してできた輪っかにロープを通して締め込めばいいはずと、何回やってもダメで弱っていました。
そこで、インターネットで検索してみたら、ありました。
その名も南京結び
その昔には結びの名前などは知りませんでしたので、すぐには解りませんでしたが、詳細を見てこれだと気がつきました。
その他のロープの結びについては、ちょっと登山をかじったので、その際に覚えたものと、キャンプなどをしていた際に覚えたものと、何しろごちゃ混ぜで使わなくなれば忘れてしまいますが、何かの際には、確かこんな結びがあったはずと思い出して役立てています。
色々な結びがあっても使うのはそのうちの数える程
登山での結び
- 8の字結び;登山では安全が第一、基本の結びで、ロープ端部の抜け止め、今流行のフリークライミングなどのハーネスには8の字を2回行います。
- 二重8の字結び;輪っかを作る時にロープを二重にして8の字結びにすると輪っかができます。強度は高いが力がかかると結び目は堅く締まる。
- テグス結び;ロープを繋ぐ時に使います。信頼と強度求める時は二重にします。
- 巻き結び(インクノット);ロープの途中でもカラビナなどに結ぶことができ、緩めて輪を外せば一気に一本のロープに戻ります。
- もやい結び;もやうとは船を係留するということです。この結びは簡単に結べて結び目が締まらず解くのも簡単、ロープを引っ張っても輪が締まらないという特徴があります。
- プルージック結び;シュリンゲと言う、紐なりロープを40cmくらいの輪っかにしたものを安全のために張ったロープにぐるぐる巻きつけて移動させながら登攀し自身の滑落防止にするものです。
キャンプでの結び
- 自在結び;テントの張り綱などで張りの調整が簡単にできる。
- 巻き結び;止めるところはまず巻き結びをしてから止め結びをします。
山里暮らしでの結び
- 巻き結び;物に巻きつけて挟むだけですが締め込むと簡単には緩みません。
- 丸太結び;雪囲いに丸太を使っているので交差部を固縛します。
- 止め結び;普通の結びです。
車両での荷物運搬の時の結び
- 南京結び
車両運搬の時、この結びができると何かと便利
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もう今は登山もキャンプもやってなく、巻き結びと止め結びを多用しているだけですが、ロープや紐を結ぶのは奥が深く、さっと結んで固く固縛できたのに解くときにはさっと解けたりという使い方が王道でしょうか。
最近では何でも紐で結んで立体にして使い終わったらバラして仕舞うのですが、何しろぐるぐると巻いてやたらに摩擦を期待して二重止め結びみたいな、邪道に走っています。
ですが、軽トラで荷物を運んだりする際には、荷崩れなどさせては一大事なのでしっかりと締め込めないと心配です。
しっかりと締め込む分ちゃんとした結びでないと解くときにガチガチで解けなくなってしまいます。
それで昔取った杵柄、出来るはずだったものを思い出そうとしたのでした。
この【南京結び】覚えると重宝しますよ。
南京結びの特徴
- 途中に作った輪っかと荷台のフックでロープを締め込むことが容易にできるので、確実に固縛できる。
- 比較的簡単に結べる
- 締込み解除後、簡単に解けるのでロープを片付けるのも簡単。
まとめ
- どんな結びでも同じですが、特に長時間の運搬では時々固縛が緩んでいないか点検してください
- 締込みが甘いと緩みますのでご注意を
- ロープは最短距離を通すようにするのが基本です。何度も往復してロープをかけていると、知らず知らずに引っかかっていて走行中の衝撃で緩むことがあります。
- 詳細な結び方は”南京結びやトラック結び”等で検索すると動画付きで解説されています。
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