カビの話

谷は湿度が高いです。

富山県は昨年(平成17年)POLAの美肌県全国第1位に輝いたそうです(祝)。理由はというと、「ダントツ降水量が多いこと、日照時間が少ないこと…」とのこと。「なんだぁ~ただジメジメしているだけではないか~」と富山県民が納得するほど、そう湿度が高いのです。よくいえばシットリです~。

そして此処はそんな富山の中でも谷です。

降水量が多く、日照時間が少なく、湿度が高いということは・・つまりカビの大好きな環境な訳で・・(←”純くん風”)。

北海道を除く、日本には梅雨の時期があり、湿度が高くなってきますので、「蒸し暑さ」を不快に感じたり、熱中症など体調を崩すことは勿論ありましたが、梅雨時期のカビに悩まされるなんてこと以前の私には無かったんです。

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思い出すのも怖い・・

それが此処に来てビックリ・・。

この家の念願の和室が完成し、新しい畳が入った時は、それはそれはとても嬉しかったものですが、畳屋さんから「1年目はカビが生える・・」と言われ「ゲゲっ」・・。そして、その通り…あれよあれよと言う間に新しいイグサの色が抹茶色に・・。薬局に消毒用エタノール、電気屋さんに除湿機を買いに行くハメに・・。何だかとてもガッカリゲロゲロ・・。

平成16年頃だったかは・・クローゼットの中のベルトやバッグ(他、山ほど)が被害に遭いました・・。防虫剤や除湿剤、炭シートや・・キチッと整理・収納していても、ほとんど使ったことのない新しいものまでも気づくとカビが生えているのです。まったく触るのも気持ち悪い・・。服も「何で?」と思うくらい虫食いにあいます。我が家では恐らく一般家庭の3~5倍は除湿剤や防虫剤などに投資しているかもしれません・・。ものはこうやって朽ち果てていくんですね・・。

さらに、平成16年~17年は雨が特に多かった様な気がしますが、家具にまでカビが生え衝撃でした。臭いにも敏感になってしまい、台所の収納棚が臭う気がして引出しを取出して点検、引出の金具の潤滑油の臭いだろうと安心(カビでないということで・・・安心でもないですが)してみたり、台所のシンク下を度々確認してみたり、クンクンクンクン~私は犬か~。

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自然の豊かさの裏には自然の厳しさ

カビには「空気だまりを無くし、風通しよく~」ですが、窓を開ければただ「ジト~」とした風が入るだけです~。谷は水に恵まれますが、同時に湿気にも恵まれてしまうのです…。

「どんな生活も良い面・悪い面がある」、お金も「こっちでお金がかからなければ、あっちでかかる」といった具合に「世の中ってそんな風に回ってるんだなぁ・・」というのが感想です・・。素材は「朽ち果てる」ものが一番、「地球に優しい~」と思っていましたし、今も思っているのですが、朽ち果てすぎる環境は全く恐怖です・・(汗)。

地震が多いこの時代、古~い木造家屋などは出来るだけ2階を軽くしておきたいと思います、本など重たいものは出来れば1階に置きたいのですが、”カビの世界”を誘いそうなので、仕方なく2階へ。我が家では、今のところ、いつ来るか分からない地震よりも目の前のカビへの防御が先行しています・・。

暮らしも同じで、ウチは、春から夏は1階が涼しく、2階は暑いのです。暑くなってくるこの季節は1階に居たいのですが、その1階はジトジト、カビが気になり始める時期でもあり2階へ行ってみたりします・・。都会ではこんな時「除湿」や「冷房」やエアコンのボタンを即ONにするんでしょうが、此処は念の為のエアコンはありますが、点ける感じではないんです・・。山里で「エアコン」もなんか不似合いですしね・・。余談ですが、冬は逆で、雪国では1階は底冷えします、冬は暖房をすれば暖気は上に上がり、2階が暖かいのですが、薪ストーブは1階にあるので1階にいることになります。「非効率」・・というやつです。きっと何か循環式にでもすれば解消されるところもあるのでしょうが、今のところそんな予定はありませんので、地道に、季節ごと過ごし易い様、カビなど生えない様、家具の配置を変えてみたりしています・・。大物を動かすのも年々厳しくもなるだろうから、とにかく「シンプルに暮らす」が一番だと感じています。

そんなこんなで今年も梅雨の時期がやってきました~。

平成16・17年はカビ事件に私の精神的ダメージもかなり大きかったのですが、人(生き物)は環境に馴染もうと意識的にも無意識にも努力するようで、今年は前年・前前年の経験を踏まえ、心の準備はできています・・(?)・・今のところ・・(?)。私は潔癖症ではありませんが、消毒エタノールやら殺菌効果のあるアロマやら・・準備もなんとか・・。今年は「カビにもうまく対応、対処してみせます・・(?)。

などと言いながら、こんなことを書いていると又少し憂鬱になってきました・・(汗)。

カビは全てを朽ち果てる、自然界の掃除機です・・ほんとに・・有難い面もあるのでしょうが・・。

嗚呼、怖い~怖い~~。

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