山華やぐ

フジ山が華やいできました。

この辺りは、ヤマボウシ・エゴノキ・ナツツバキなどなど沢山の花木が自生しています。

和風の家造りが主流だった頃は、庭もそれに合った和風の庭が好まれ、庭木はマツやモミジやサツキなどが多く用いられていましたが、洋風な家が増え、ナチュラルガーデンが造られる様になってきた頃からか、山にある雑木なども庭に多く用いられるようになりました。

フジのツル

フジのツル(左巻き)です!

私がまだ若かった頃、山で初めて白い花がちょこんと上を向いて咲いたヤマボウシを見た時、「なんて可愛い花だ~この樹を庭に植えたいな~」と言うと、年配の人に「こんな樹は庭に植える樹じゃない」と言われた記憶があります。当時ヤマボウシはまだまだ山でだけ見る樹木だったんでしょう。時が過ぎていつからか家のシンボルツリーにヤマボウシやエゴノキなんかが植えられるようになり、人気の花木となり、今では園芸品種として改良され大きな花のものや葉色や形が少し違うものなど表情も様々~種類も豊富になっているようですね。

園芸品種は、見た目をただ華やかにするだけでなく、一般家庭に植栽するのに扱い良かったり相応しいものにしたりいろいろな改良があるんでしょうが、私はやっぱり山に自生している素朴な姿に魅かれます。

シャガ花が少し小さめだったり、花数が少なかったり…これでもかって感じがなく清楚で控えめなのがちょうど良い気がしてしまいます~。

この辺りはフジも多く見られます。サクラが散って暫くしたこの時期になると山のアチコチに薄ムラサキの花が咲き始め、山が華やかになります。今年は特に「こんなにフジが多かったけ?」と思うほどムラサキ色が目立ちます。山のフジを見ていると、先ほどの話とは逆で、フジは人が「藤棚」を造ったことで舞台に上がったような…「藤棚のフジ」は日本画にでも出てきそうな美しさ、人の造った造形美だぁと感じます。

シャガ山に自生するフジはそれはそれは逞しく、高い所が好きらしくドンドン登って行き、木の上の方で花穂を垂れ下げてレースの衣装をまとっているかのよう(見ようによっては乱れ咲き~笑)にも見えます。いつだったかフジは他の樹木に左巻に巻き付いて登って行く(関西以西のヤマフジだかは右巻きとか)と聞いた気がします。

タニウツギここのものも確かに左巻きでした~。野性味に溢れています~。巻きつかれた樹が何だか気の毒なような…(笑)。

あと今はシャガがモリモリ咲いています。シャガの白と、タニウツギのピンク、ウワミズザクラやガマズミや…次々花が咲き始め、鶯の「ホ~ホケキョ~♪」が響いています。山華やぐ良い季節の到来です~♪

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