薬草

一昨日集落の長老より行者ニンニクの醤油漬けをいただきました。

早速晩のおかずに食べてみると、もんの凄く美味しい!酒は進むわ、ご飯も進むわ最高でした。食べたそばから体がポカポカしてくるし、血行が良くなっているのが分かる感じがする(結構体が冷えてるんですねぇ)しで、ちょっと調べてみたら、相当な薬効があるようです。まさにいい加減な食事で健康を害した現代人の救世主のような食べ物のようです。そういう素晴らしい山菜ですが、口に入るまでには5年以上もかかる貴重なものらしく、このような素晴らしい素材が放って置かれるはずもなく、乱獲がたたって大変な高級食材になっているようです。 たかが山菜、されど山菜。現代の医学が発達する前は山に生えている草を使った民間療法が行われていたのですし、そういう知識と経験がいかに貴重なものであるか、行者ニンニクを食べさらには調べて妙に考えさせられました。山里に暮らしているわけなので、ぜひとも薬草の知識と経験を積み重ねていきたいと思った晩でした。

翌日、その人に会うと「どうだった、美味かったか」と聞かれ、「もぅすっごく美味しかったです、ぜひ株を分けていただいて育てたいです。」とお願いする暇もなく、「もう朝に山に行ってこいできてあるからよ」とのことで、20株ほどを分けてもらいました。植え方を教わったのですが、種や株で増えるとのことで、この辺ならどこに植えてもどんどん増えるよ、とのこと。ただ株でも増えるので、あまり動かさない方が良いとのことでした。

行者にんにくそれではどこに植えたらよかんべや?こういうことは山の神にお伺いをたてるのが習わしです。畑は野菜を作るのに連作を調整してやりくりするので、占有されてしまうと連作プログラム?に支障をきたすと言うことで、木の根が邪魔になるため畑にしていない柿の木の間でどうかとお告げがあり即決定、ちゃっちゃと植え付けました。

植え付けている最中に折れてしまったものが2本出てしまったので、刻んで醤油漬けに、家の醤油は減塩醤油なんですねぇ、御多分に漏れないと言ったところですが、もらった生醤油と食べ比べしてみました。ちょっと、私の早合点で醤油に浸したままにしておいたのですが、漬け方が違ったようで塩っぱいこと、もらったものをよく見てみると醤油で漬けた後絞っているようでした。これはこれで美味しかったのですが、せっかくの行者ニンニクが台無しになってしまうようなので、これから取れる奴は漬けて絞るのはもちろんのこと、やはり良い醤油で漬けるに限るような気がします。要は漬物なので塩分過多には注意して、食べる量を減らして塩分摂取のつじつまを合わせようか?(合うのでしょうか?)考えてしまいました。

ただ、収穫できるのにえらい年月が必要なようなので、自前の行者にんにくの醤油漬けが食べられるのは何時になることやら、その頃には薬草の知識と経験が積み重なっていることを期待したいと思います。

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