この冬の被害

もう昨シーズンになりますが、この冬は寒かったです。降雪は里雪型で、山間地であるここは積雪量としては半分くらいでした。いつもの年だと北寄りの季節風が多く吹いて、南北の尾根に挟まれた川伝いに雪雲が流れてくるとここは大雪。この冬は主に西寄りの季節風で福井、石川と富山の街中に雪雲が流れたためこちらで大雪となりました。雪もですが、寒気が居座ったためいつもの年よりも冷え冷えとしました。しかし、屋根雪は結構融けてツララが巨大化しました。(冷えたけど日中気温が上がったものか?)例年でも2階のツララは1階の屋根まで到達して檻のようになっていますが、今冬は軒先の氷が巨大化しました。例年だろうとタカをくくっていたせいで玄関ポーチ屋根の中央付近に巨大化した氷が発生して樋が変形させられてしまいました。雨が降るとお客さんを迎える軒先のところで変形した樋からじゃじゃ漏れ、これじゃぁ樋が無い方がいいくらい。昨日様子を確認して樋受けの腕金が変形していたのでメガネレンチやらパイプレンチでこじってある程度は直しました。このままでなんとか保ってくれることを祈るばかり。(ダメとなると屋根の金属板から外して修理しなければならずおおごとになる)

また、北陸の湿雪は非常に重く毎年屋根瓦が割れてしまいます。今冬は2階の軒先角の役物瓦が割れて落ちていました。よく見たら、下地の淀(広小舞)がずれていて瓦に無理がきて割れたようです。なぜ淀がずれたのか、やはり雪が溶けて凍りついたものが巨大化して重くなり瓦がずれて下地もずらしたのではないかと思いました。2階の軒先作業となると手に負えないため専門屋さんに頼むことにしました。北陸の雪が多い場所で屋根の仕上げは瓦で正解なのか?考えてしまいます。毎年少なからず割れてしまうし、割れるとすぐに雨が漏ってくるし、自分で直すには、1階の屋根ならまだしも2階の屋根ともなるといつも上がっているならともかく、慣れていないと危険でもあります。こんなことならいっその事金属板などの割れない屋根の方がいいんではないかと思ってしまいます。しかし、甍の波は風情があるし、温熱環境もあるし、何しろ屋根を葺き替えるのでは莫大な予算が必要でそこまでの投資は出来ないので、やはり今まで通り対症療法を続けるしかないかとあきらめムードです。

 
 

スポンサーリンク